日立自動車交通株式会社(本社:東京都足立区)は、BYDジャパン株式会社(本社:神奈川県)製の大型電気バス「K8」を導入し、令和5年5月21日(日)より、「晴海ライナー」にて運行開始いたします。
日立自動車交通では、これまでも「ISO14001(環境マネジメントシステム)」および「ISO39001(道路交通安全マネジメントシステム)」認証取得企業として、環境保護や道路交通における安全性向上に向けた取り組みを、業界に先駆けて実施してまいりました。また、当社乗合バス「晴海ライナー」では、令和元年に燃料電池バス「SORA」を、令和3年度にはハイブリッドバスを導入し、人と環境にやさしいバス車両を積極的に導入してまいりました。
今回、大型電気バスは都心部(東京23区内)では初めての導入となります。業界に先駆けて電気バスの導入を行い、日立自動車交通グループとして環境問題への取り組みをより一層進めて参ります。
詳細は、下記をご参照ください。
△BYD社製電気バス「K8」(イメージ)
BYD社製電気バス「K8」概要
■導入車両
BYD社製 大型電気バス「K8」
※大型電気バスは、都心部(東京23区内)では初めての導入です。(当社調べ)
■車両寸法
長さ10,500mm×車幅2,500mm×車高3,360mm (カタログ値)
■定員
80名(着席定員30名)
※運転士1名含む
※車いす・ベビーカーを2台まで固定可能、その場合の着席定員は26名
■最大航続距離
約220km(乗車率65%、エアコン不使用時のカタログ値)
■導入台数
2台
■運行開始日
令和5年5月21日(日)
■運行路線
晴海ライナー(八重洲・銀座線)
※同路線の一部便を電気バスにて運行する予定です。
運用は固定せず、日により運行時間が異なります。
また、運行上の都合により、走行しない日時もあります。
■主な特徴
・エンジンがなく、モーターのみで走行するため、走行中に環境負荷物質やCO2を排出しません。
・エンジンによる振動がなくなり、静かで揺れの少ない乗り心地を実現しました。
・窓側の客席にUSB電源を設置しております。
・「ノンステップバス認証」を取得している低床構造により、子どもから高齢者まですべての人が乗り降りしやすい設計です。
■充電設備について
当社車庫(東京都足立区)内に整備した専用充電器にて充電を行います。
△電気バス車内の様子
△車庫内に整備した急速充電設備
お披露目会の開催について
電気バスの運行開始を記念し、同車両の初運行にあわせたお披露目会を開催いたします。
■開催日時
令和5年5月21日(日) 午前10時00分~午前10時30分
■開催場所
晴海トリトンスクエア内『晴海ライナー』バス停留所
(東京都中央区晴海1-8-12 晴海アイランドトリトンスクエアZ棟1階)
■主なスケジュール
9:50分ごろ 晴海トリトンスクエア停留所 電気バス到着
10:00~10:10 来賓挨拶・電気バス概要説明等
10:10~10:25 バス車内の見学・撮影等
10:30 電気バスご乗車開始
10:35 出発・テープカット
■備考
・ お披露目会は一般乗合バス停留所にて開催いたします。会場の関係上、マイク等の放送設備はございません。
・ 見学・撮影後、晴海トリトンスクエア停留所10:35発の初運行バスにご乗車いただけます。
ただし、一般のお客様優先のため、満員の場合は乗車制限を設ける場合があります。
5月21日の運行について
令和5年5月21日(日)の電気バス初運行便は下記を予定しております。
TYO-03
晴海トリトンスクエア→有楽町駅・東京駅八重洲北口経由→晴海トリトンスクエア止まり
晴海トリトンスクエア 10時35分発
晴海一丁目 10時37分発
晴海二丁目北 10時39分発
晴海二丁目 10時41分発
晴海三丁目 10時43分発
東銀座駅 10時48分発
有楽町駅 10時55分発
東京駅八重洲北口 11時02分発
呉服橋 11時03分発
日本橋髙島屋 11時07分発
晴海トリトンスクエア 11時24分終着
※上記記載時刻は運行予定時刻のため、運行状況により遅れが生じる場合があります。
上記便の運行終了以降、4~5便程度を電気バスにて運行予定です。
5月22日以降の運行について
電気バスの運行時刻は固定されておりませんので、日により運用が異なります。
なお、晴海ライナーのリアルタイム運行情報サイトでは、バスの現在位置情報を車種別に異なるアイコンで表示しており、電気バスにて運行中の便をご確認いただくことができます。
※運用の都合により、電気バスの運行がない日時があります。
(参考)晴海ライナーについて
東京都・中央区の晴海トリトンスクエアを起点に、人口が増加している晴海地区と、東銀座・有楽町・東京駅・日本橋地区を結ぶ一般乗合バスとして平成24年より運行しております。
令和元年には、燃料電池バス「SORA」を導入。その後も、ハイブリッドバスを3台導入しており、今回の電気バス導入により通常運行に使用する車両7台中6台が低公害車両となります。また、キャッシュレス時代の到来を迎え、PASMO・Suica等の交通系ICカードでの支払いに特化した次世代型運賃箱の導入や、お客様に快適にバスをお待ちいただける広告付きバス停留所上屋の整備など、次の時代にむけた取り組みを進めて参ります。
△晴海ライナーにて運行中の燃料電池バス(写真上)と、ハイブリッドバス(写真下)
※広告付きバス停留所上屋は、国内外で広告付きバス停留所上屋を展開するエムシードゥコー株式会社と共同で整備しております。
※PASMOは株式会社パスモの登録商標です。
※Suicaは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
お問い合わせ先
日立自動車交通株式会社(03-5682-1122)
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